腫瘍センターの組織
腫瘍センターの役割としては、臨床で実際に患者さんを診察し、診断および治療することだけではなくて、レベルアップのために職員の教育(おもに看護師、薬剤師)も重要と考えます。また先端医療を実施するために新潟大腸癌化学療法グループに所属して、抗がん剤の最先端の分子標的薬を用いた他施設共同試験にも参加しております。実際の臨床では、CST委員会で承認されたレジメン(抗がん剤の投与方法)を使用しておりますが、6月現在30のレジメンが承認されております。
月曜日から木曜日まで午前中は外来をひらいており、外来化学療法ならびに患者様の利便性を考慮した入院化学療法を施行しております。
教育としては薬剤師、看護師を癌認定の資格取得を目標に日常勤務を行いながら、EBMを目指した癌化学療法を施行しています。
また、5月からは新潟大学の医大生 6年生が一般病院での癌化学療法の実習に参加しているだけでなく、新潟薬科大学や看護学生も実習に参加しており、CST回診で実際の患者さんの治療について見学をしております。