腫瘍センターの組織

腫瘍センターの組織としては、診療部門と診療情報部門とに分かれますが、まずは診療部門の充実が第一と考えております。診療部門としては、外来化学療法室を中心とした外来と入院での化学療法に大きく分けられます。外来では従来胃癌、大腸癌、膵臓 胆道癌を中心とした消化器がんの化学療法を主体に行ってきました。

しかし、腫瘍センターとなると他の臓器の癌も対象にしなければなりません。そのため腫瘍センターを消化器、呼吸器、乳腺部門にわけ、外来はそれぞれの専門医の診察としました。呼吸器は前県立がんセンター新潟病院 副院長であられました小池先生に第二火曜日午前中の外来を5月より開始していただきました。おもに胸部疾患患者様の治療方針の決定の仕事をお願いしました。特に、肺癌で手術適応の患者様が外来にいらした際には、新潟大学第二外科で手術していただくことで、第二外科の土田教授にもご快諾いただきました。

また、乳腺に関しては、従来第三土曜日に乳腺専門医である大竹先生に外来をお願いしておりましたが、4月より第一、三、五土曜日の外来診察を担当いただけることになりました。このように外来の専門医の充実が図ることが可能となりましたので、安心して外来受診していただけると考えております。