ご挨拶

本会「新津地域医療福祉連携運営委員会」は、新潟市秋葉区(旧新津市)および近隣の地域を中心とする医療と介護、福祉の連携をはかり、様々な課題に対応するために平成16年2月に発足しました。

当初医師5名から出発したこの会議は、歯科医師、看護師、薬剤師、介護関係者、行政関係者などが次々と参加し、現在では多くの職種の方々から構成される会へと発展しています。

この会議では、毎年11月に開かれる地域連携協議会の開催を企画実施してきました。この協議会には地域の医療福祉に携わる方々が数多く参加し、興味あるテーマのもとで講演を聴いたり、ロールプレイを見たり、会の後の懇親会で親睦を深めたりしてきました。医師や歯科医師、看護師や薬剤師、介護に携わる多くの人々が、互いに「顔の見える」関係となれるようにとの願いがこの協議会にはあります。
同時に、地域連携運営委員会では医療・介護にまつわる様々なテーマを取り上げ、多職種の方々の意見を出し合い、意見の調整、考え方の共有をはかってきました。具体的には、医療福祉連携のあり方や情報の共有、人生終末期の診療・療養のあり方など、興味あるテーマについて議論し、その具体例として、患者・利用者さんの情報共有手段としての地域連携手帳を作成し運用を行なっています。

このように着実な成果を積み上げてきた新津地域医療福祉連携運営委員会活動ですが、当会の活動内容を広くお知らせする場として、新津医療センター病院ホームページの一隅に当会のページを開く事に致しました。一人でも多くの方にこの地域の医療や福祉活動に関心を持って頂き、連携の構築や強化に御尽力頂ければ幸いです。

令和4年1月

新津地域医療福祉連携委員会委員長
豊島宗厚

委員会の概要

第44回開催 地域連携運営委員会メンバー

1.本会の名称

新津地域医療福祉連携運営委員会

2.事務局

〒956-0025 新潟市秋葉区古田610
新津医療センター病院 医事企画情報室 南波正弘
TEL:0250-24-5311 FAX:0250-24-5094

3.規定

第1条 本委員会は、新潟市秋葉区を中心とする医療福祉活動に携わる人々の連携を高め、地域住民とりわけ高齢者の健康の維持発展と生活の援助を行うことを目的とする。
第2条 本委員会は、以下の団体の代表からなる委員により構成する。委員会が必要とする場合は、他の職種の代表を加えることが出来る。
  1. 新潟市医師会第22班
  2. 新潟市歯科医師会秋葉1班
  3. 新潟県看護協会
  4. 新潟市秋葉区薬剤師会
  5. 新潟市秋葉区介護支援専門員連絡部会
  6. 新潟市秋葉区介護福祉サービス事業所
  7. 新潟市秋葉区役所
  8. 新潟市地域包括支援センター
  9. その他
第3条 委員長は、委員の互選により選出する。
第4条 委員会には事務局を置く。事務局員は委員長が指名する。
第5条 委員長は、原則として1ヶ月に1回委員会を開催しその議長となる。また、必要に応じて臨時委員会を開催する。
第6条 審議事項は次の通りとする。
  1. 地域の医療福祉に関する事項
  2. 新津地域医療福祉連携協議会の開催に関する事項
第7条 委員会での審議決定事項については会議録を作成し、委員長がこれを保管する。
第8条 本規程の改正には、委員の3分の2の合意を要するものとする。
附則 本規程は、平成22年4月1日から実施する。

主な課題

委員会で取り上げられた主な課題(平成22年9月まで)

  • 運営委員会のあり方、委員会規程作成
  • 医療福祉連携の状況
  • 新津地域における医療福祉連携に関わる問題点
  • 薬剤師と地域医療福祉連携
  • 歯科医師と地域医療福祉連携
  • 病病連携のあり方と課題
  • 水原郷病院業務縮小に伴う救急体制
  • 地域連携運営委員会の広報
  • 包括支援センターの役割
  • 平成18年度診療報酬改定と地域連携
  • 新津地域の医療福祉連携の現状
  • 人生終末期(ライフターミナル)の診療・療養の現況と課題
  • 人生終末期(ライフターミナル)のケアの考え方
  • 人生終末期(ライフターミナル)の医療福祉のあり方
  • 人生終末期(ライフターミナル)の看取り
  • 看取り介護への取り組み
  • 高齢者総合的機能評価(ガイドライン)について
  • 新津地域の救急連携体制
  • 広域新潟市急患診療体制
  • 介護保険意見書についての提案
  • 在宅医療と在宅ケア
  • 病院におけるNST活動と栄養管理パスの紹介
  • 栄養管理パスの地域連携化に向けて
  • 施設における医療とケア
  • 介護保険制度の現況
  • 介護の現場に望むこと
  • 介護と医療の連携を考える
  • 医療の専門性と介護福祉
  • 高齢者の日常生活と医療介護福祉
  • 新型インフルエンザの流行と対策
  • 個人情報の内容と共有

ニュース

地域連携手帳委員会について
第58回地域連携手帳委員会、議事録を掲載しました。

地域連携手帳・摂食嚥下シート変更について
摂食嚥下シートが令和3年6月より変更となりました。
新しい様式ファイルにNEWと表示していますのでご利用下さい。

地域連携手帳

「地域連携手帳」の運用に関する説明とお願い

平成22年10月より、新潟市秋葉区(旧新津市)を中心とする地域において、「地域連携手帳」が運用される運びとなりましたので、ここにご案内させて頂くとともに運用にあたってのご協力をお願い申し上げます。

この手帳は、新津地域医療福祉連携運営委員会の場で討論を重ねて企画制作されたものです。会議には、歯科医師、看護師、薬剤師、介護関係者、行政など多職種の方々が参加しています。その場で、医療機関や介護サービス事業所が患者・利用者情報を共有することの重要性が話し合われ、情報共有の手段として「地域連携手帳」を作成し運用することが必要であるとの結論に至りました。そこで、京都府乙訓市医師会で運用されている手帳を範とし、この地域に相応しい手帳となるよう、手帳の構成や運用方法を検討し、このたび実施の運びに至ったものです。従って、この「地域連携手帳」には、対象となる患者利用者の状況を的確に把握出来るような工夫が施されています。この手帳が広く運用されることで、地域の医療福祉に携わる方々が、安全で円滑な業務の遂行が行えるものと期待されます。

皆様には、手帳の発行や記入に際し若干の手間をお掛けすることにはなりますが、以上のような趣旨と経緯をご理解頂き、是非ともご協力を賜りますようお願い申し上げます。

尚、この手帳は、新潟市医師会第22班(旧新津市医師会)の発行責任のもと、地域連携運営委員会より出版されています。運用上の疑問点や不都合な点などがあれば、委員会事務局(下記)までお問い合わせ下さい。また、フォルダに綴じられる「用紙一式」や「書き方の説明」については、ダウンロードしてご使用頂けるようにしてありますので、遠慮なくご利用下さい。

新潟市全域版「むすびあい手帳」様式

秋葉区では地域連携手帳様式を基本に運用していますが、認知症などの様式は共通で使用することになりました。

地域連携手帳委員会議事録

ワールドカフェ in 秋葉

新津地域医療福祉連携運営委員会
【連絡先】
〒956-0025 新潟市秋葉区古田610 新津医療センター病院内
新津地域連携運営委員会事務局 担当 南波正弘
TEL:0250-24-5311 Fax:0250-24-5094