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外来・診療科のご案内



免疫細胞治療とは 免疫細胞治療の種類 培養の技術・安全性 受診患者数・症例報告 費用について 対象者・問い合わせ


●当院で実施する免疫療法(免疫細胞治療)
 当院では、 20,000名*以上の治療実績を持つ、免疫療法(免疫細胞治療)の専門医療機関である瀬田クリニック東京と連携して治療を実施しています。
 また、当院は免疫療法(免疫細胞治療)の科学的エビデンスの強化や安全性・透明性の更なる向上を目的として全国約50の医療機関が参加している共同臨床研究に参加しており、その枠組みの中で治療を提供しています。(*2017年6月現在)








免疫細胞治療とは
 免疫療法(免疫細胞治療)は、体内でがん細胞やウイルスなどの外敵と闘う免疫細胞を患者さんの血液から取り出し、人工的に数を増やしたり効率的にがんを攻撃するよう教育してから再び体内へ戻すことで、重い副作用なくがんを攻撃する治療法です。
 また、最近では三大療法(外科療法、化学療法、放射線療法)の効果が、患者さん本人の免疫状態によって左右されることも分かっており、免疫療法(免疫細胞治療)は、三大療法と併用することで治療の相乗効果※が期待されます。
※ 免疫療法(免疫細胞治療)の特徴参照








自然に備わる、身体を守る仕組み(免疫の仕組み)
 私たちの体には、ウイルスなどの外敵や体内で発生した異常細胞を排除して、体を守っていく仕組みが自然に備わっています。この仕組みのことを総称して“免疫”と呼んでいます。
 健康な人でも放射線や発がん性物質などの影響により、1日に数千個もの異常な細胞が体内に生じていると考えられていますが、免疫システムが異常な細胞を見つけ排除することで、がんとして発症するのを防いでいると言われています。
 しかし、体内に生じた異常な細胞が免疫システムの監視を潜りぬけて分裂、増殖していくと、がんとなって発症してしまいます。がん細胞の中には免疫細胞の増殖や攻撃を抑制する力を持っているものもあり、一度発症したがんを免疫細胞のカで抑え込むのは難しくなります。そこで考えられたのが、免疫の機能を強化することでがん細胞を抑え込む免疫療法(免疫細胞治療)です。




免疫療法(免疫細胞治療)の特徴
自らの細胞を用いることで、副作用が少ない治療です。
 免疫療法(免疫細胞治療)は患者さん本人の免疫細胞を治療に用いることから、軽い発熱を生じる場合があるほかは副作用がほとんどなく、患者さんの身体への負担が極めて少ないのが最大の特徴です。


【副作用について】
 当院で実施している免疫細胞治療は、治療用細胞を投与した後に軽い熱が出ることがありますが、多くの場合は38℃未満で1日以内に解熱します。
 また、その他に本治療に直接原因があると考えられる副作用として、だるさ、かゆみや注射部位反応(紅斑など)と思われる症状の出現をみることもありますが、多くの場合は軽度で数日で消失します。なお、当治療における副作用は、解析のうえ海外の学術誌にて発表しています(Anticancer Res.(2014))。

他治療との併用が可能で、併用による相乗効果も期待できます。
 免疫療法(免疫細胞治療)は、他の治療法を受けている方でも併用して受けることができ、組み合わせ方によって相乗効果も期待できます。近年の研究から、免疫療法(免疫細胞治療)で全身の免疫力を高めることにより、他の治療の効果を損なうことなく治療全体の効果の向上が望めることもわかってきています。
 このことから、いわゆるがんの三大療法(外科療法、化学療法、放射線療法)の基盤となるべき治療法としても期待されています。なお、他治療を併用した臨床研究などの結果は、国内外の学術誌にて発表しています(https://www.j-immunother.com/about/research)。
・Oncotarget.(2018)
・Anticancer Res. (2013,2014,2015,2016,2017)
・Cancer Immunology Immunotherapy.(2011,2012)
・European Journal of Cardio-thoracic Surgery.(2010)
・Experimental Hematology.(2009)
・Pancreas.(2009)


再発予防治療としての効果も期待できます。
 免疫療法(免疫細胞治療)は、手術で取り残したり、術前の検査で発見できず再発の原因となってしまう微小ながんに対しても全身的に作用するため、再発予防には特に適していると考えられます。
 実際、千葉県がんセンターや国立がんセンターの研究により、手術後に免疫療法(免疫細胞治療)を行うことで再発が減少し、生存率が高まったという結果が、海外の権威ある学術誌に報告(Cancer Immunol Immunother(2014)、Lancet(2000)、Cancer(1997))されています。



外来通院による治療であり、入院の必要がありません。
 治療自体は基本的には2週間おきに採血と点滴を繰り返すものとなりますので、入院の必要はなく外来通院での治療が可能です。
 ただし、あまりに症状が重篤な場合は、通院による負担が病状の悪化に繋がる恐れがありますので、ご相談ください。
 また、一部の血液がん(白血病、T細胞型の悪性リンパ腫等)を除くほぼ全てのがんが適応となります。



初期の方から進行がんの方まで受診可能です。
 免疫療法(免疫細胞治療)は自己の細胞を用いる身体に優しい治療なので、初期段階の方はもちろん、進行がん・再発がんの方も受診可能です。
 また、一部の血液系がんを除き、ほとんどのがん種に適応できます(治療の種類によっても異なるので、詳しくはお問い合わせください)。




当院で実施する免疫療法(免疫細胞治療)
一人ひとりに合わせた“個別化医療”が可能です。
 人間の顔が一人ひとり違うように、がんも患者さんによって性質が全く異なります。一方、がんを攻撃する免疫細胞もさまざまな種類が存在し、治療に使う細胞の違いによって複数の免疫療法(免疫細胞治療)が存在します。
 当院では、アルファ・ベータT細胞やガンマ・デルタT細胞、樹状細胞など、使用する免疫細胞の違いによって複数の治療メニューを準備しています。
 がん細胞および免疫細胞の状態を事前検査によってつぶさに把握し、それに応じた治療をご提案することで、できるだけ数多くの患者さんに対して“個別化治療”を提供できる体制を整えております。
 実際には、上記の事前検査の結果のほかに、患者さんの現在のご状況(お身体の状態、他治療の実施状況、経済的状況など)も十分加味した上で、患者さん一人ひとりに合わせた治療を提供しています。





免疫療法(免疫細胞治療)の治療効果に関するエビデンス
 免疫療法(免疫細胞治療)の有効性のエビデンス(科学的根拠)を示している臨床研究は国内外に数多く存在し、がんの免疫療法(免疫細胞治療)を専門とする数多くの医師や研究者の手によって国内外で幅広く行われています。その中で治療に関する安全性や有効性のエビデンスは数多く報告され、学会や世界的な学術誌でも発表されています。

≫免疫療法(免疫細胞治療)の治療効果に関するエビデンスについて(瀬田クリニックグループ HP)



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